2015年05月07日

近代美術館

昨日は、近代美術館で5月10日まで開催している「リアルのリアルのリアルの」展を鑑賞してきました。
これ、スポンジが磁土でできています。ぞうきんも磁土でリアルにつくってありました。もうこういうのを観ると、学生時代に私もこんなことをやろうと試みていたのを思い出してしまいました。
材料と表現 やきもの・・土と火の造形より 久谷蔦枝氏

牛乳パックを石膏どりして磁土にケイ酸ソーダをいれてサラサラの泥漿を作り、型に流し込むと牛乳パックの印刷のわずかな厚みまで再現できるのです。磁土でできたニセモノ(ぞうきん)だからこそ、そのモノ(ぞうきん)がもの(ぞうきん)としてありのままのかたちで表現できるような気がします。ま、理屈はどーでもいいとしてそれぞれの制作者のリアルがおもしろかったです。

「版画」の明治 展
こちらもとてもすばらしかったです。江戸から明治にかけての日本の版画技術の高さと作品性に驚きました。私は2周回ってしまいました。こちらは5月24日まで
  


Posted by アトリエティーダ at 16:38Comments(0)アート